着物のニオイ対策に|梅雨前に見直したいオゾン消臭殺菌加工とは?
久しぶりに着物を取り出したとき、
「なんだかカビっぽいニオイがする…」
「防虫剤のニオイが強い」
「去年着たあと、そのまましまっていたかも…」
そんなことはありませんか?
最近は、リユース着物・アンティーク着物を楽しまれる方も増えています。
その一方で、
「届いた着物のニオイが気になった」
「保管臭が強かった」
というご相談も意外と少なくありません。
着物は湿気やニオイの影響を受けやすく、特に梅雨前は状態確認におすすめの時期です。
そんな時に利用されることがあるのが、「オゾン消臭殺菌加工」です。
この記事では、
オゾン消臭殺菌加工とは?
どんなニオイに向いている?
丸洗いとの違い
リユース着物との相性などを、わかりやすくご紹介します。

目次
梅雨前は着物チェックにおすすめの時期
梅雨前は、お手持ちの着物を確認するのにおすすめのタイミングです。
湿気が多くなる前に、
ニオイは出ていないか
カビ臭はしないか
シミや黄変はないか
湿気がこもっていないか
などを見ておくことで、大きなトラブルを防ぎやすくなります。
特に、
長期間しまったままの着物
何年も開けていないたとう紙
譲り受けた着物
黒留袖・喪服
リユース・中古着物
などは、気づかないうちに湿気やニオイの影響を受けていることもあります。
「今は着る予定がないから」
「忙しくてそのままだった」
と、長くしまったままになっているお着物ほど、湿気の影響を受けていることもあります。
そのため、梅雨入り前に一度広げて、風を通しながら状態確認をするのがおすすめです。
昔は、乾燥した晴れの日に着物を広げて風を通す「虫干し」という習慣がありました。
湿気を逃がし、状態を確認するための昔ながらのメンテナンスです。
現在は、なかなか虫干しをする機会も少なくなりましたが、オゾン消臭殺菌加工も、湿気や保管臭が気になるお着物を整える方法のひとつとして利用されています。
オゾン消臭殺菌加工とは?
オゾン消臭殺菌加工とは、オゾンガスを利用して、着物についたニオイや菌を軽減する加工方法です。
着物クリーニングでは、
保管臭
防虫剤臭
タバコ臭
湿気によるニオイ
などの対策として利用されることがあります。
また、湿気による臭気や、保管環境由来の菌・カビ対策の一環として利用されることもあります。
陰干しだけでは抜けにくいニオイが軽減するケースもあります。

着物のこんなニオイが気になるときに
オゾン消臭殺菌加工は、
- 防虫剤・樟脳(しょうのう)のニオイ
- タバコ臭・煙のニオイ
- カビ臭・湿気臭
- 保管臭
などが気になる場合に利用されることがあります。
特に、
- 長期間しまったままの着物
- 飲食店で着用した着物
- 湿気の多い環境で保管されていた着物
- リユース・中古着物
などは、ニオイが気になりやすいこともあります。
「丸洗いをするほどではないけれど、ニオイだけ少し気になる」
そんな時に、オゾン消臭加工を組み合わせるケースもあります。
リユース・中古着物にもおすすめ
最近は、リユース着物やアンティーク着物を楽しまれる方も増えています。
「掘り出し物を見つけるのが楽しい」
という方も多い一方で、
「思ったより保管臭が強かった」
というケースも意外とあります。
中古着物は、前の持ち主の保管環境がわからないことも多く、
- 防虫剤臭
- 古いタンス臭
- カビ臭
- 生活臭
- タバコ臭
などが残っている場合もあります。
特にネット購入の場合は、写真ではニオイまではわからないこともあります。
そのため、
「まずはニオイを整えて、気持ちよく着たい」
という目的で、オゾン消臭殺菌加工を利用される方も増えています。
オゾン消臭だけでは落ちにくいケースもある
オゾン消臭殺菌加工は万能ではありません。
長年しみついた強いニオイなどは、一度で完全に取り切れない場合もあります。
また、着物は非常にデリケートなため、状態によっては、
- 丸洗い
- 汗抜き
- 陰干し
- カビ処置
などを組み合わせる場合もあります。
「完全に無臭にする」というより、
“着用しやすい程度まで軽減する”
というイメージに近い加工です。


丸洗いとの違いは?
丸洗いは、着物全体の軽い汚れや皮脂汚れを整える加工です。
一方、オゾン消臭殺菌加工は、ニオイ対策を目的とした補助的な加工になります。
そのため、
- 保管臭が気になる
- タバコ臭を軽減したい
- 長期保管前に整えたい
という場合に追加されることがあります。
着物の状態によっては、
「丸洗い+オゾン消臭」
を組み合わせるケースもあります。
着物のニオイ対策・湿気対策のポイント
湿気をためない
湿気はカビ臭や変色の原因になります。
除湿剤を入れっぱなしにせず、定期的に状態を確認することも大切です。
たまに風を通す
長期間密閉したままにすると、保管臭が強くなることがあります。
年に数回でも陰干しをすると、湿気対策につながります。
着用後はすぐ収納しない
汗や湿気が残ったまま収納すると、ニオイやカビの原因になります。
軽く風を通してから収納するのがおすすめです。

まとめ|梅雨前の点検とメンテナンスがおすすめ
着物のニオイは、
- 湿気
- 防虫剤
- タバコ
- 長期保管
など、さまざまな原因で発生します。
オゾン消臭殺菌加工は、ニオイ対策だけでなく、湿気や保管環境が気になるお着物のメンテナンスとして利用されることもあります。
また最近は、リユース着物・中古着物を購入後に、
「まずはニオイを整えたい」
という目的で利用されるケースも増えています。
「これって保管臭?」
「カビ臭なのかわからない」
というご相談も少なくありません。
湿気が増える梅雨前は、お手持ちのお着物を確認するよいタイミングです。
「しばらく見ていないな…」というお着物があれば、ぜひ一度広げて状態を確認してみてください。
着物のニオイ・湿気のお手入れは「ゆいいつ」へ
ゆいいつでは、オリジナル設備によるオゾン消臭・殺菌加工をはじめ、着物のお手入れを承っています。
職人が一点ずつ状態を確かめ、お着物本来の風合いを大切に仕上げてお戻しします。
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